TIPS 業界豆知識
お茶にこめられた「おもてなしの心」3
お客様にお出しするお茶には、わざわざ足を運んで来てくださったお客様に、のどの渇きを癒して頂き、くつろいで頂く、ほっとしていただくというおもてなしの心がこめられています。
前回にひき続き、お茶の出し方についてご紹介したいと思います。
お茶が入ったら、お盆の上に湯呑みを並べ、空きスペースに茶托だけを重ねて置き、さらに清潔な布巾も忘れずに乗せます。
お盆を持つときは、片手が自由になるようにしましょう。
2〜3名くらいまでのお茶を出すときは、お盆も軽いので、応接室や会議室の前までは、両手で胸の高さにかかげて持って行きます。
4名以上のお茶を出すとなると、ドアをあけるときにお盆のふちをもって片手で支えるのがむずかしくなります。
少し重くなるときは、手のひらをひろげて上に向け、お盆の中心あたりに底から手を置くと、お盆を片手で持つことができます。この状態でもう一方の手でお盆のふちを持ち、安定させます。
部屋に入る前に、お盆を片手で持ち、空いている手で応接室や会議室のドアを中の人に聞こえるようにはっきりとノックします。
ドアをあけた瞬間は、中にいる人を見て「失礼します」と声をかけますが、おじぎの時にはお茶を意識してこぼさないようにしましょう。
お盆を一旦サイドテーブルに置き、お湯飲み(湯呑み)を茶托にのせてお出しします。
サイドテーブルがないときは、下座側のテーブルの端の方を作業台にします。
もし和室の場合は、お盆を一旦畳の上に置きます。
お茶出しが済んだら、お盆を左脇にかかえ、ドアの前まで進みます。
向きを変え、お客様の方をむいて会釈をします。
空いている方の手でドアを開け、身体が外に出たら、もう一度室内を向いて会釈をしてからドアをしめます。
お茶出しの機会があれば、スマートにお出しできるようにしたいですね。
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