7月に入ると、京都は祇園祭でにぎわいます。

今週は、各山鉾町にて鉾建てが始まり、組み立てが完了すると、各山鉾町ごとにおはやしを奏しつつ、町内で試し曳きを行います。綱を引くと厄除けになると言われ、この時は女性や子供も曳く事ができますので、ご都合があればぜひ曳いてみて下さいね。前祭の7月10日から7月14日、後祭の7月17日・19日から21日までからまでどこかの山鉾で曳き初めをしています。

今週は7月14～16日の夕刻より先祭の宵山が始まります。
山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子が流れると、祭りは最高潮を迎え、宵山見物の人達で通りがいっぱいになります。各町内では、子供たちも混じり、厄除けの粽、御礼、お守りを授与しています。有料です。(鉾により価格は違います)
16日22時頃より、各鉾町のお囃子のみが17日の巡行の無事を祈り、四条御旅所へ参拝します。(四条御旅所～各鉾町を往復)

活気を楽しむなら前祭です。宵山の期間中、四条通・烏丸通の歩行者天国はとても賑やかです。
15日16日は露店も出店して賑わいは最高潮です。
室町通り、新町通り（仏光寺通り〜六角通り間）は、山鉾と屋台が集中しているため、大変混み合います。特に迷子に注意です！ 交通規制により、室町、新町の各通りがそれぞれ日替わりで北方向、南方向への一方通行となります。
移動は南北より東西方向に渋滞を横切る方がおすすめです。

四条通り（西洞院通り〜烏丸通り間）もすごく混雑しますが、道は広めです。左通行になっているので、東の端にある長刀鉾に行くには、 かなり手前で四条道りの北側へ渡っておきましょう。

祇園祭宵山デートはカップルの憧れですが、カップルでなくても楽しめます。
片思いの人にお勧めなのは、保昌山の縁結びの粽です。

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