TIPS 業界豆知識
お客様のお名前の読み方を間違えてしまったら…
前回は、相手の名前の読み方がわからないときの対処方法でしたので、今日は「名前を間違ってしまった」という時に使える対処方法についてお話したいと思います。
「あろうことか他の名前で呼んでしまった」
「名前を間違っていることを相手に指摘された」
こういったごまかしようのないシーンでは、リカバリーがポイントになります。
わざとらしくなく、あなたを大切に思っているということを伝えるための方法として「間違って呼んだ架空の人物を褒めまくる」というテクニックがあります。「井上さん」を勘違いして「内田さん」と呼んでしまったケースでみてみましょう。
まずは呼び間違いを謝罪します。この時、
「他でもない井上さんの名前を呼び間違えるなんて……」
と、相手に聞こえるか聞こえないかくらいの声で付け加えるのも銀座流です。
その後、間髪を入れずに「内田さん」なる人がどれだけ素晴らしい人物かを話し「井上さんって、内田さんに似ていたから……」という流れで、今度はご本人を褒めたたえます。
「井上さんって、ほんとイケメンですよね」
「スマートなのに、ワイルドさがあるっていうか」
「声もシブイし」……etc.
ここでの褒めはリアリティがなくてもOKなので、とにかく褒めまくるのがポイントです。
人は褒められている時、恥ずかしさや居心地の悪さを感じて冷静さを失います。また「どうリアクションすれば、おだてに乗っていると思われないだろうか!?」などと思考が忙しくなるので、「名前を呼び間違った言い訳ではないか」と冷静に考えられてしまうことが少ないのです。
人の名前を呼ぶのは、心の距離を縮めるためです。名前のトラブルに遭遇した時は、「どう取り繕うか」という視点を「どうすれば距離を縮められるか」に変えると応用が利ききます。
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